第二回角川武蔵野文学賞ラノベ部門大賞受賞しました。“作品は鈍器。物語とは「静と動」「喜怒哀楽」どの方向でも感情を激しく揺さぶるものであるべし!”という性癖の物…
お茶会、アップルパイ、恋愛と、甘い匂いのする単語が並ぶ物語なのですが、どうした訳か、私には甘い匂いよりも強く感じる歌織がある物語でした。 緑の香りです。 果樹園のリンゴの木、それらが立つ土…続きを読む
(感想です)これはとても素敵な物語ですね。お茶会が中止になってしまい、保護区へ向かう下りからどんな展開になるのかと思っていたら、素敵な出会いがあるとは。品のある作風がよりドラマチックに感じさ…続きを読む
目を閉じれば木漏れ日に揺れるイングリッシュガーデンが、呼吸すればそこに爽やかな緑や薔薇の香りが感じられるような……映像が頭にパッと浮かぶ、そんな描写にただただ感動しました。美しい。読んだだけで、も…続きを読む
文章で風景が見えたり風を感じる事が稀にありますが、こちらの作品はまさに文字を読んでるはずなのに映像が広がる系でした。 どういう風景が広がるというと、有名なところだとターシャの庭といった感じでしょ…続きを読む
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