津波と性暴力を重ね、悲しみを強調されていた内容を書かれて、読む側も心の痛みを感じることができました。特に悲しかったのは手紙のやりとりのところです。お互いのこと知らない、言葉だけやりとりする場面を読むと、泣きそうになっていた。とても良い物語だった。
僕は耳が聞こえない人です。 小説と漫画などの本を読むのが好きです。友達に小説を書いていると言われました。自分もやってみようという気持ちになりました。去年から小…
繊細な心同士の触れ合いにも満たないやり取りと大自然の残酷さが心に染みる。分からない、超えられない隔たりがもどかしいが、それが人と人かもしれないとも思う。小説だからこそ伝わる機微が極まっていて勉強…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(145文字)
最初に読んだときは、カードをめくるように、少しづつ紹介されていく磯辺の性格、謎の女子高生Rの存在、エアシューターという意外な小道具を使った磯辺とRとのやりとりなど、名画座で1970~80年代のヨー…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(313文字)
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