最後まで読むと、題名に切なくなりました。

最初は、穏やかな波にふわふわと乗っているような心地でした。ですが、Rの抱えていた思いが明らかになっていくうちに、だんだんと波が大きくなっていき、どんどん引き込まれていきました。読了後も余韻に浸っています。
読んでいて、情景が目の前に浮かんできました。
最後まで読んで、また題名を見返すと、キュッと心が切なくなります。
とても素敵で、繊細な作品にお会いすることができました。ありがとうございました。