概要
データ引っ越し済
カクヨムの運営姿勢に納得がいかないので、引っ越すことにしました。詳細は近況ノート(https://kakuyomu.jp/users/kakuyomist/news/16817330655301791461)を御覧ください。
当面、「Nolaノベル」さんに書いたものを置いておきます。
https://story.nola-novel.com/novel/N-39b5cc3b-1be1-4a8b-ac68-6454cd64f2a0
はてなインターネット文学賞中間選考突破作品
https://kakuyomu.jp/contests/hatena_internet_bungaku
『国家団らん法』により、『エンパシーシステム』を使って、他者と感情を共有しなければならない世界。
それは、人々に何をもたらす?
当面、「Nolaノベル」さんに書いたものを置いておきます。
https://story.nola-novel.com/novel/N-39b5cc3b-1be1-4a8b-ac68-6454cd64f2a0
はてなインターネット文学賞中間選考突破作品
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『国家団らん法』により、『エンパシーシステム』を使って、他者と感情を共有しなければならない世界。
それは、人々に何をもたらす?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!"他者の感情を理解する"行為の本質と関係流動性についての考察
本作で核心たるテーマに据えられるのは、「国家だんらん」。18歳以上の成年日本国民が映画賞の受賞者であったり災害の被災者の、特異的な感情を「同調」することで体験する、いかにもディストピアといったSF的アイデアである。
しかし、本作の魅力は単なる抑圧的な社会を描くことにない。その先、人が他者と感情を共有するという行為そのものに関して大きな提示をしている点に意義がある。
他者の感情を理解する、という風潮はSF特有のアイデアではない。義務教育の道徳教科では「思いやり」が強調され、「他者の痛み」を理解するように、また「他者の喜び」を祝福するように教育が行われる。マスメディアも同様である。オリンピック選…続きを読む