異界にて・・

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 三人のお茶会


13 歳で 隣国ヴィシャント王国からの逃亡者で売られた先から

美人な兄と逃げ出したのです

逃げ出しました黒猫耳、尻尾なしな私アリサ 元、日本人・野崎ありさ


貧しい少女だった私アリサは 

なんと、にやんと今は王女様で売れっ子な怪しい同人誌作家なのであった


義理の御父様こと私の作品の大フアン

『暗黒な黒猫アラシャ王』(見た目は小悪魔的な美少年かも 200歳前後)

から応援されていたり


もうすぐ17歳になる私は 居住、御父様の国『にやんこ王国』では

17歳で婚姻可能で


気が付くと熱愛ラヴラヴ・モードとなった神殿で祀られていた神様の一人

少年の姿をしたアジェンダ様

(幽体、古代の種族 エルフな感じの耳と黒髪 赤い瞳)


私のお誕生日には結婚式です‥うふふ

でもでも‥心配事もあったりします


バルコニーで茶会中 兄と魔法の王の一人、ソリシアさま

「アリサお母様 今日も愛らしく綺麗です」にこやかに微笑む義理の息子様

「え、まあ、そんな・・」て、照れちゃう

「頬が赤いぞ 義理の母親、アリサ くすっ」と兄ちゃん


だって、こ、こ、この知的な感じの美青年が私の義理の息子さまになるのですよ!!!兄ちゃん

「はいはい くすくすっ」


アジェンダ様の息子は 黄金の竜の王 黒髪に黄金の瞳が綺麗


とてもフレンドリーで優しくて

私の事を「アリサお母様」って‥いやん、照れちゃう


もちろん、兄と違い転生などしてなくて3千年前の方ですから

幽体なソリシア様 時折、光が透けたり 影は出来ません


で、ソリシア様に今、世にも恐ろしき事を言われてしまいました

「あのお母様 心が視えてしまったのですが・・BLって?」

ニコニコと‥

「うっかり、魔法の力で視えてしまって・・」


「あのおおお~~それはあああ‥」私の黒猫耳がピクピクンと動いてしまう

慌てる私にフォローするアシャル兄ちゃん


「それは乙女の秘密だから 聞かないでやってください

黄金の竜の王ソリシア王‥」


兄ちゃんったら にっこり 悩殺の笑みを浮かべて


悩殺の笑みで真っ赤になる アジェンダ様の息子ソリシア王


こっくりと頷きまひた…悩殺の笑みで どうでも良くなり

心が飛んでしまってる


しかし、すでに腐女子もBLも婚約者のアジェンダ様にはバレてる 

バレまくってますが!!応援されてますが…あうっ

た‥多分ですが‥兄ちゃんと違い 詳しくは理解はしてないとは‥思う‥

思いたい!!


で‥持って他の心配の種


時空の混乱やゆがみやひび割れが酷くなり 

しかも亀裂から黒い化け物まで出現し始めたのです


神の使い、番人達は 魔法の王に匹敵する力を有してる者は少なく

酷いゆがみや亀裂に化け物退治は全然無理


アラシャお父様もアジェンダ様にもう一人のアーシュ様(別名、恐怖の鬼瓦さま)達

魔法の王達も必死で対応している有様


で‥今日は茶会しながら歴史の本を読んでる兄ちゃん 長い黒髪が揺れてます

「ああ、新人のルウ 有難う」兄ちゃんが言いました


「いえ」微笑みながら銀髪、白猫耳の美少女、女官が微笑み 

コポコポと私たち三人に紅茶を入れてます


「ソリシアさまは他にもミント・テイをご用意します 

アリサさまはショコラを」ルウ 


何気にアシャル兄ちゃん

(または髪が長いアーシュ)を見るルウの頬が赤い


「有難うルウ」「ああ、すまない」




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