第9話 魔法の呪文 焔の柱

「え!日本語わかるの?それに心で思っただけで言葉にしてないわ!」


「語学は得意だし 魔法の力で心を読み事も出来る」

「な・・何それ?魔法?」


「後で話す 今は忙しい!! 炎の柱!!」


え・・今の言葉・・わかった・・炎の柱と言った・・


怪物が炎に包まれ あっと言う間に一体が焼け死に黒焦げとなる


そして 魔法の剣と彼が叫ぶと 左手に剣が出現して

それを手にして 真っ二つに怪物を切り裂いた


「あの有難う・・あ・・アシャル兄ちゃん・・でいいのよね」


「うん それでいい! そのうちに記憶も蘇るし

俺たちを護ってる者達も探し出すだろうから 心配しなくていい」


「ただ、先に言っておく 俺は・・いわば病気だ」


「今は正気だが 本来なら気が狂ってる・・5歳以下の子供の様に何も分からず

記憶もない 無邪気に笑ってるか 無表情な人形の様な状態になる」

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