第4話 足元の亀裂に飲み込まれる

「天界の事件って? アシャル兄ちゃん」

私が問いかけると兄ちゃんは 優しい口調で答えてくれた


「アリサ、封印していたそれで狂王達が逃げて・・中には転生して

地上世界に大被害をもたらした者達もいる」


「俺の祖父、ジェライア 奴は黒猫アラシャの実父・・戦争を起こして

にやんこ王国の王女だった天使のようなナジュナジュを浚って、生まれた子だった」

「俺側のアシャ、暗黒の黒猫のアシャアシャ王女は7歳で殺害された」


「だから、暗黒の黒猫アラシャが出現することに・・」


「その話は・・」「あ・・」


突然の黒い亀裂が今度は地面に・・「きゃあああ」にやんこな女官たちの悲鳴

「逃げろ!」


「きゃあああ」「俺のアリサ!」


私達は・・・



やがて、亀裂は 消え去った

ソリシアが戻ると・・。


「・・どうしたんだ 二人は?」ソリシア王


「た、大変です 至急 アラシャ様達を呼んでください

亀裂が出現して アリサ王女とアーシュ様が飲み込まれました」女官のルウ


「なんだと!!」


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