へんな小説を書きます。「Y田A子に世界は難しい」「彼女は死んでも治らない」(光文社)「おにぎりスタッバー」シリーズ「6番線に春は来る。そして今日、君はいなくな…
ちょっと不思議な女芸人・センリが、ふとしたことから大変な危機に巻き込まれるも、それを得意の芸によって切り抜ける物語。 伝奇もの、あるいは時代ものの短編です。 少なからずこの世ならざるあやかし…続きを読む
軽快な口調で語りかけてくる女芸人センリが、一筋縄ではいかないお客様相手に一世一代の芸を見せつける痛快なエンタメ小説です。センリの一見お調子者に見えるけれど強かな性格や、猿の手という話タイトルの通り…続きを読む
落語のような耳ざわりの良い語り口の作品です。あるものに関連したネタをいろいろと取り入れられたお話なのですが、「退屈しのぎ」の件の言葉が私は好きです。
するりするりと喉越しよく入ってくる軽快な文章で時間があっという間でした。
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