忘れ物を探しに、少女は火星へ行くことにした

孤独を認め合い共有して全存在は初めて存在するという表現が、まるで今も宇宙空間のどこかで人知れず漂う名も無き星を思い起こさせました。
後半の主人公の気付きの奔流が、作者さんの語彙の爆発が、正にビッグバンって感じで圧倒されました。これぞ宇宙。