ゲイを中心としたセクシャルマイノリティのための物語

ホモフォビア(同性愛嫌悪)の描写がリアルで、正直読んでいて辛いところもありますが、気づけば第一部を読み終えていました。同性愛者であるというだけでいじめられていた主人公の一郎くんが恋をして、仲間が出来て、最終的には自分自身を許すことが出来て、本当に良かったです。
この作品はBLというジャンルなのでゲイが中心ではありますが、二部を少し読んだ限りでは、レズビアンやトランスジェンダーなど、ゲイ以外のセクシャルマイノリティにとっても優しい物語となっていくのだろうと思います。
自分のセクシャリティで悩んでいる方に是非読んでほしい作品です。