儚いからこそ永遠であってほしいと望む。けれど、それでも……

花火と季節と生命を、鮮やかな配色できれいに並べた作品。

幼いころは毎日が冒険だった。大人になってからはただ繰り返すだけの日々。
なにが隔てているのだろう。同じ自分なのに、あのときのときめきやワクワクは、もう二度と戻ってこないのだろうか。

この物語は、そこからさらにもう一歩前に進ませてくれる。
大人になっても幼くありたい。そう思わせてくれました。

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