少女から乙女へ。鮮やかなリトマス紙。

ある女の子の成長と、戦いの記録……まだ戦ってないけど、これから、ね。
恋は格闘。でもルールはあるようでない。不意打ち急所何でもあり。でも非人道的な行為はNG。
そんな「ルールがないことがルール」みたいな恋の戦場で、主人公は「正々堂々」を選びます。
好きになるのって、本当にすとーんと落ちることもあれば、本作みたいに些細なきっかけで「気づいたら……」なんてこともありますよね。
女の子が乙女に変わっていくことへの躊躇いと、でも大きな一歩を感じさせてくれる作品でした。