幸せの総量は、自分次第で可変する

幸せと不幸のバランスは保たれている。
そんな考え方があります。
何かを得る為に何かを失う。
本質的に世の中は等価交換なのだと思います。

本作でも、それをテーマにしています。
誰かの幸せを願い、報いを受ける。
それを不思議な力として表現していますが、ひょっとしたら我々もそのシステムの上で生活しているのかもしれません。

ただ、幸せとはなんだろう。
我々に訪れるものは事象でしかありません。
それを、どう捉えるかによって事象の価値が変わるのだと思います。

あなたにとって、幸せを願う誰かがいて、そこにかける祈りは苦痛ですか?
費やす労力は「不幸」ですか?

無償の愛なんて存在しない。
だって、誰かを想う時、きっと自分も報われているはずだから。

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