概要
自分の存在を否定する世界で、生きるための旅をしよう。
とある放課後。部活へ行くため準備をしていた瀬戸恭介は気が付けば怪しい宗教団体に拉致されていた。
しかしそこは小説『暗黒騎士と聖なる光』の舞台、なんと異世界に召喚されたのだった。
一緒に召喚された滝内真莉愛は聖女として保護され、恭介は女神へ献上される生贄に。つまり脇役も脇役、序盤で死ぬ運命のキャラクターとして召喚されたのだ。
なんとか逃げだし、人ではない仲間たちと一緒に旅をする事に。
「召喚されたけどお前要らない系は実は凄い設定!あるわ!たくさんありまくるわ!」
残念!序盤で死ぬからキャラの初期設定なんもなし!ステータスオール1で適性属性もなし!
数々のピンチをどう切り抜けるのか…
物語の中に現れてしまった異端な主人公がお送りする安全の地を目指す冒険譚。
『小説家になろう』さんでも更新してます
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!「知らない設定だ・・・」天井を見上げてつぶやく
高校生男女二人が召喚されるが、幼馴染の女子は聖女、主人公はなんと「生贄」。
なんとか逃げ出して安住の地を目指すロードムービー風のストーリー。
シナリオ上では、既にいないはずの主人公は、いないはずの脇役と出会う。
逃げまわりながらも成長して行く____ことはなく、最弱ステータスのまま?
だが、分身のような相棒と離されることで、「本当に大事なこと」は何なのか向き合って行く。
ハーレムは嫌い、仲間といえる同行者の扱いはかなり雑。覚悟みたいなものもほとんどなし。クズでも悪役でもないちょっと捻くれ感のある好感度かなり低めのシナリオブレイカー。
かなり陰惨で重苦しくなるシナリオだったはずだが、控え…続きを読む