ホラーが書けない

作者 神無月そぞろ

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★★★ Excellent!!!

私はこの作品の主人公である紫桃さんと同じく妖や幽霊は全く見えません。でも紫桃さんと同じくホラーを書くのは好きなのに、実際に自分の身に怖いことが起こったら嫌だ〜!っていう気持ちをめちゃくちゃ共感しながら読んでいます。

そして、そんな紫桃さんの友人であるコオロギさんは視える人。彼女が話す不思議でちょっと変わった妖の体験談で怖い話が描かれたり…一風変わった彼女自身のお話を読めたりと、二人の紡ぐちょっと笑えてちょっと怖い物語を楽しんでいます。

また、神無月そぞろさんの他の短編作品を拝読している方もこれから拝読する方にも「へんぺん。」シリーズを新たな見方で楽しめるようになること間違いなし!まさか、ここで繋がっているとは…!驚きとともにわくわくしました。
ぜひ併せて拝読して下さい!

★★★ Excellent!!!

アマチュアのホラー作家、紫桃(しとう)は友人である神路祇(こおろぎ)からネタをもらい、小説を書いていた。神路祇は正真正銘の霊能力者であり、霊媒体質なのだ。だが、それでも紫桃は彼女をネタにホラー小説を書くことに悩む。

どこかおかしい神路祇に視点を当てつつも、その視点の主である紫桃もやはりおかしい。そんなおかしい二人の日常をどこか引いた目線で楽しめるコメディ作品。
ホラー小説を書きたい人も、読みたい人も、まずはこの作品から始めてみてはどうだろうか。どこか引いた目線で怪奇事件を見守れるようになるだろう。

え? それじゃダメなの? ふーん。じゃあ、まずは姿の見えない相手に腕を引っ張られてみてよ。