男の娘と彼が恋した死神の物語

この小説を読むにあたって強烈なインパクトを残したものがありました。

主人公のヒロがあまりにも女の子と見間違えてしまうほどの絶世の男の娘なのです。可愛くて強いという隙の無さは凄いです(語彙力)。

それだけでも凄いのに、そこにヒロインの死神と呼ばれたレインもまた可愛いながらも口調はクールな印象を持ち、同時に口の悪さがギャップとなって萌える人が続出しそうなキャラクターです。

また主人公とよくたわいのない会話を繰り広げるアッシュも読んでいて憎めない存在で、彼の相方という表現が良く現れていると思います。

物語はまだまだ始まったばかりで、最新話(2021年5月22日現在)ではいよいよ大きな転換点を迎えており、そこからどんな展開が待ち受けているのかを心待ちにしています。

ファンタジーが好きな方でしたら読んで損はない、そんな作品だと思いました。

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