記憶をめぐるSFには名作が多い気がします。本作もその一つ。一夏の記憶をめぐり切ないストーリーが繰り広げられます。ラストの切なさが沁みる、短い中に中身のぎゅっと詰まった短編です。
小説家になろう様、マグネットマクロリンク様、ノベルアップ+様でも活動しています。ゆるーく頑張ってます。 少女小説とSFが好きですが、読むのも書くのも雑食…
季節は夏。目に浮かぶような、短い情景描写。凝った設定を分かりやすく鮮明に伝え、淡い恋心を短い筆でじんわり伝えてくれる。心地良い文章だなぁと思っていたら"スッ"と終わってしまう。本当に20…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(154文字)
まじりっけがなく、他に邪魔されないのを良しとしてバニラアイスを食べる彼女。この冒頭からいっさいは始まっていた。短い物語だからこそ、無駄の無いよう徹底されており、その上、読者の中で読後、反芻的に…続きを読む
登場する2人の思いが伝わってくる、とても素晴らしい短編。短編だからスッと読めるのも好感触。自分の個人的な好みもあるけど、こういうお話はすごく好き、、、。
もっと見る