概要
俺のスキルは真面目脳筋少女と劇物ポーション娘と毒舌幼女と爆乳お姉さん。
「パーティから抜けろって、どういうことだよアルフォード?!」
地面にひれ伏す俺は、嘲りの表情で見下ろしてくる親友に叫んだ。
いや、そいつだけじゃない。そこにいる全員が侮蔑や嘲笑の眼差しを俺に向けている。アルフォードの友人。そいつの彼女。アルフォードに片思いしている少女。
そして、アルフォードの恋人であり、俺の大切な幼馴染であるレイシアすらも。
「さよなら、エリオン。こんな出会いじゃなければ、アンタももっとマシな生き方が出来たでしょうに。せいぜい、あたしたちと同じ村に生まれたことを恨むのね」
そうして親友と幼馴染から見捨てられ、森の中に置き去りにされた俺は、魔物に襲われて絶体絶命に追い込まれる。
だが、その時、俺の全身が光に包まれたと思うと、体から突
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!物語としての完成度の高さ
まずは3章完結お疲れ様でした。
1章の頃から密かに追わせて頂いていましたが、
昨今の主人公が単に無双するありきたりな物語とは違い、
主人公が挫折を味わい、努力し、弱いままでも出来る事を見つけ出して行く展開は人によっては焦ったく感じますし、
物語を読む事で得られるカタルシスも序盤はあまりないのでそこで読むのを止める方もいるかも知れません。
ただ、その積み上げた話がキャラの性格や行動に重みを生み出しますし、物語としての説得力もより深くなっています。
そうしてコツコツ積み上げた結果が、最後に気持ち良い読後感を与えてくれました。
最後に環境の所為か、必要以上に卑屈になっている主人公の性格については好…続きを読む - ★★★ Excellent!!!面白い!!(注)最初は我慢が必要だと思います
※一章読み終わり段階のレビューです。
面白い作品です!
まだ一章しか読み終わっていません。しかし、ただのザマァ系よりも主人公の成長に対する感動が大きく、勢いあまってレビューするに至りました。
非常によい作品だと思いますが、レビュータイトルにあるように、最初は我慢が必要かと思います。なぜなら、この作品の主人公及び仲間のうちの2名は、追放直後は非常にイライラするキャラだったからです。特に主人公にいたっては、ウジウジグダグダ言い訳をかますウジ虫クズ野郎でした。
ですが、今やそのクズっぷりが愛おしい。あのクソっぷりへの我慢があったからこそ、今の感動があるように思います。
5/21追記
追い…続きを読む