二年の三学期は三年の零学期らしい

まずタイトルに惹かれました。三年の零学期ってなんやねん!って思いますよね。どうやら先生の脅し文句のようです。

主人公の前には白紙の進路調査の紙。しかし、それを書けません。
丁寧な描写で、一つ一つの動作が悩める主人公の心情を表しているようでした。
お姉さんとのやり取りも自然で、何気ない姉妹の関係性が素敵です。

最後もとてもいい終わり方でした。