概要
ただ、なりたい自分になりたかった。
「お腹、空いた」
お昼時間前最後の講義で斎宮紫宇(いつき しう)は思った。
「なら、あげる!キャンディー、はい。」
思っていただけだったが想いは漏れていたようだった。
気付かぬうちにいた、隣の変な髪色の美しい少年。
「はい?」
渡されたのは、キャンディーと言うには程遠い、ハッカ飴の束だった。しかし、確かにキャンディーではあったが。
出逢った時から不思議な少年、通称ミントに紫宇はどんどん惹き込まれていく。
「なあミント、俺と何処かであった事ない?」
お昼時間前最後の講義で斎宮紫宇(いつき しう)は思った。
「なら、あげる!キャンディー、はい。」
思っていただけだったが想いは漏れていたようだった。
気付かぬうちにいた、隣の変な髪色の美しい少年。
「はい?」
渡されたのは、キャンディーと言うには程遠い、ハッカ飴の束だった。しかし、確かにキャンディーではあったが。
出逢った時から不思議な少年、通称ミントに紫宇はどんどん惹き込まれていく。
「なあミント、俺と何処かであった事ない?」
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