恋をすれば誰しも詩人になれるかもしれないが、いざ告白となると状況はまるで違う。振られるかもしれない。そんな恐怖が知らぬ間に身体を硬直させ、思い描いていたフレーズさえ胸中からなかなか出てこない。この作品を読んでレモンのようなあの頃を思い出すのもいいだろう。
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