第20話 あとがき

今年もあと数時間で終わりですね。


この1年もいろんなことがありました。

戸惑ったことも、うれしかったことも、悲しかったことも。

やっぱり今年もいろんな感情を知っていった1年でした。

令和3年、2021年、ありがとう。


そんな1年間に読んだ本は全部で132冊でした。

いつでも、どんな時も、いろんな本が寄り添ってくれていました。


たくさんの物語に大きく心を動かされ、揺さぶられ、励まされたり、哀しさやるせなさに崩れそうになったり、暖かさに包まれたり、幸福や優しさに抱きしめられるような気持ちになったり…

本当に物語ってすごいな、大好きだな、そう心から思います。


子供の頃から本を読み続け、物語に守られ、支えられてきたと思っています。

それはこれからも、ずっと同じだと思います。


1月には本屋大賞ノミネート作品の発表があります。

今から何が入るかな〜と予想をしてたりします。

(私が読んだ本の中では一穂ミチさんの「スモールワールズ」と朝井リョウさんの「正欲」とか入るんじゃないかな?とか思ってます。当たるかな?ハズレかな?笑)

今年同様来年もまた、大賞の発表までにノミネート作品10冊を読んで、書店員さんになったつもりで、ひっそりとベスト3を選ぶ遊び(?)をします 笑


これからも、何かしら本を読んでいる毎日です。

どんなに疲れていても、どんなに落ち込んでいても、本のページを開くとホッとします。安心します。気がつくと元気が戻ってきています。

心がほぐされていく感じがします。

また、明日も頑張ろう、そう思えてきます。


そんな時2つの言葉が心に浮かびます。

1つはジブリの「魔女の宅急便」のキャッチコピー

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」

2つ目はSHISHAMOの曲「魔法のように」の歌詞。

「笑顔を見せて 鏡の中の私は 私が誇れる私 そう思えますように」

です。


落ち込んだり、元気になったりを繰り返しながら、これからも一歩づつ、自分が自分で良かった、そう思えるように日常という旅を歩んでいきたいと思います。


1年間、このエッセイにお付き合いくださって、本当にありがとうございました。


私には小説が書けないし、私が読んだ本の感想なんて、誰も読みたいなんて思わないんじゃないかな…そう思いながら始めた連載でした。

だから、誰にも読まれなくても1年間続けよう、そう決めていました。


でも、毎回読んでくださる優しい方々がいてくれて、それだけでもうれしいのに、コメントまでしてもらえて…本当にうれしかったです!

何回「ありがとうございます」って言っても足りないです。


最初に決めていた通り、1年でこのエッセイをおしまいにしたいと思います。


やっぱり私、書くより読む方が、うんとうんと好きなんです 笑

だから、これからも、皆さんの作品を読ませてくださいね。

そして、もし、もし、私にも何か物語が書けたら、またこちらに載せたいと思います。

(↑才能も文才も創作する力も全く無いので、そんな日は来ないかもしれないけど…大きな目標として)


これからも読み専として、あらためてよろしくお願いします。


最後に名刺代わり…と言ってはなんですが

自己紹介代わりとして「名刺代わりの小説10選」を最後に、あとがきを終えたいと思います。


📚📚📚私の名刺代わりの小説10選📚📚📚

みをつくし料理帖のシリーズ 高田郁さん

スロウハイツの神様 辻村深月さん

流浪の月 凪良ゆうさん

壬生義士伝 浅田次郎さん

下鴨アンティークのシリーズ 白川紺子さん

蜜蜂と遠雷 恩田陸さん

マカン•マランのシリーズ 古内一絵さん

そして、バトンは渡された 瀬尾まいこさん

博士の愛した数式 小川洋子さん

ハリー•ポッターのシリーズ J.Kローリングさん


これが令和3年、2021年現在の私の名刺本です。

これからも、数えきれないほどのたくさんの素敵な本達に出会い、ずっと名刺本として残る本もあるけど、入れ替わっていく本もあると思います。

だからこそ、名刺本ってその時の心のありようを映し出している、心の中の特別な本棚なんだな…と思います。


1年間、本当にいつも優しくしてくださって、ありがとうございました。

来年も皆様にとって、さらに素敵な1年になりますように。


                 ** つぐみ **

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今日も読書日和 つぐみ @kotorinotugumi

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