幽霊との一期一会

「まずは企画(ご本人登場…しない怖い話)に沿ってグループ分けしよう」

 セーフ…二話・七話
 グレー…三話・五話
 アウト…一話・四話・六話

「よし。三話の『置き土産』について語ろう」
「どうして幽霊は髪の毛を残すのですか! このあと他人の髪の毛を処理する他人の気持ちを考えてください。あーおぞましい」
「怖いのは混浴シーンじゃない? 水場があるからかな? 風呂場で気配を感じやすい人が多いよね」
「背後から覗き込むって、イメージしたくないですね」
「そこなんだけどさ、本当に後ろにいたの?」
「作者を疑うのですか?」
「後ろに気配を感じたときは真上や正面にいるって、よく聞くでしょう?」
(聞きませんよ。私ホラー無理です)
「浴室に鏡がついてるよね。ちょっとだけ顔をあげてさ、後ろがどんな感じが見てほしかった」
「最低。無茶振り押し付けられて作者が可哀想です」
「もう一つ気になったんだけど、なんで幽霊はついてきたのかな? って考えた時、作者の性別で理由が大きく変わりそう」
「もし私がウワサの幽霊だったら、怨恨より恐怖が勝って近づきたがらないと思います」
「作者は女性だからひどいことをしないと思って幽霊が助けを求めたのかな?」

 三話の議論が楽しかったので、レビューの代わりに記します。なお、近況ノートでこのやり取りに対するアンサーが掲載されていますので、気になった人は是非ご覧になってください。
 楽しいひとときを過ごせました。カイタ様が参加してくたおかげです。ありがとうございました。

 ※以下追記

「私は猫さんの話を推します。猫しか勝たん、です」
「しんみり系ホラーが好きなんですね」
「怖いというより切ないホラーなんですけど、心が温まります。ホラーが苦手な人にもおすすめします」
「こんなエピソードを読むと霊感が欲しくなります。あ、でも悪いヤツは見たくないっす」
「なんて都合のいい願望だろう……」

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