私は亀♬、ノロマな亀♬、甲羅に閉じ籠ってピカリと双眸を光らせる亀♬ 私を書き表すならば、鎮西生まれの、のっぺらぼう。つかみどころがない、人ならずの妖怪です。
「あいつ」に送ったあけおめメールの返信を待つ「私」のお正月の朝を描いた作品です。年頃の女の子の、少し素直じゃない恋心が初々しく、微笑ましいです。中でも、個人的に特に素敵だと思ったのが、語り手の…続きを読む
読み終わって、まず感じたのは「こういう感情を忘れてはならない」ということでした。忘れてました、甘酸っぱい青春の味。(笑)青春時代のもどかしさや、ストレートな「好き」という気持ち。そして「頬をつ…続きを読む
いや、なかったんですけど(笑)でも、好きな人に「皆にも送ってるから」なんて心の中で言い訳をしつつあけおめメールを送ったな、っていうのを思い出しました。ちっくしょーリア充かよ!と思いつつ、でも…続きを読む
お正月に関するできごとの物語です。とにかく巧みな構成で、私の心は振れ幅が激しくて感動も一入でした。私は、心を折れ線グラフのように残念な気持ちに落として行ったり、ほっとして少し上がったり、もっ…続きを読む
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