死を願う不死の狐はなに想う

陰陽師としての才に恵まれずおちこぼれの虎鉄。ある日強敵に出会い命の灯火が消えるとき生を求め力を欲する。
その願いに応え現れる大妖怪の玉藻前。彼女に力をもらい大きな力で敵を払う。ここから虎鉄の戦いが始まる!!

序盤のあらすじとなりますが、落ちこぼれからのなりあがり、可愛い幼馴染みにこれから起きる波乱の予感を感じさせる展開。
この王道でありながらも玉藻前の存在、ヒロインが主人公に自分を殺して欲しいと願うその意図の読めなさがいいスパイスになっていると感じました。
日頃はとても可愛い彼女なのでそこも大きな魅力だと思います。

とても読みやすく面白い作品です。是非一度読んでみてください。

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