輝きのなかへ消えていく。


なんて美しい小説なんだろう。


妹の姉への想いは嵐のように強くて激しく感じるのに、全体の印象はすごく静謐で繊細に感じます。

夢見里さんの文章力がすばらしく、映像がくっきりと浮かんできます。
姉が月明かりを浴びて溶けていく姿。月葬。
きっと、この世の何物にも例え難い美しさなのではないでしょうか。

レビューを書こうと何度かチャレンジしたのですが、この美しさをどう伝えたらいいか、わたしには難しいです。
(語彙力が足りない……)
これは夢見里さんにしか書けない魔法ですね。
気になった方、本当に読んで頂きたいと思います。

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