主に主人公たちが話をしていることが多いのですが、ネタの引き出しが多く、飽きさせないように灰著しているような気配を感じました。
小説は「人間」を表現してなんぼだと思います。
紅音の毒舌ツッコミとでもいうのでしょうか。淡々とした中に味があって個人的にすごく好きです。ツッコミというのはセンスを問われると思っているので、本当に素晴らしいです。紫乃さんやら月見里さんやら、女…続きを読む
本作の登場人物達は、とにかく「楽しそう」である。いや、どちらかと言えば主人公の西園寺紅音は口が悪くてローテンションだ。冠木紫乃をはじめとする他の人物達も、皆が皆騒がしいという訳でもない(無論、そう…続きを読む
『1』までを読み終えてのレビューです。会話のテンポといい、合間に挟まれる主人公の客観的な比喩といい、キャラクターの程よい面倒くささが見れて面白い。この2人が今後、どのようなストーリーを奏でてく…続きを読む
もっと見る