全ての魂は最後には海にたどり着く。娘のように、恋人のように、母のように…その有り様を変えながら魂に寄り添うアオイ。彼女の長い長い生を垣間見ることのできる…そんな、お話です。
はじめまして。 お猫様の持つ、魔性のぷにぷにに魅了されてしまった、猫野 肉球です。 『小説家になろう』様でも投稿させていただいております。 誤字脱字、小…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(208文字)
まるで詩を読んでいるような文体にて、霧の中を進んでいるような儚くて、宝石のように美しい世界が綴られていきます。生命って何だろう?幸せって何?そんな思いを考えながらも、美しくて心地良い世界にただ…続きを読む
ストーリー全体の儚くて温かい雰囲気がとても素敵です!そして地の文の詩的なリズムが読み心地が良く、クセになりました。素敵なお話を読ませて頂きありがとうございます!🙏
どこか暗く、薄闇に微睡む海の青。燦然と輝く月光を反射させる白く眩い青。魂の船渡しアオイの持つ悲しい宿命と彼女の織りなす切ない想いが最後まで雰囲気を途切れさせることなく、あまつさえ心地良い余韻さえ与え…続きを読む
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