概要
もふもふぬいぐるみボディで魔王を倒すぞ♡ ――ってアホかぁ!
「して、そなたたちは?」
豪華な玉座に腰かけた王様が聞いてくる。
俺は一歩前に出て一礼し、
「わたしはお供のぬいぐるみの精、名はユキノン。
そしてこのお方こそ――」
言いながら横にずれ、傍らに立つ彼女を手で差す。
「天上より、この世界を救うべく参られた――
少女趣味全開の、高慢チキチキ女神さまです!」
高らかに堂々と紹介した途端、背中を蹴られて吹っ飛ばされました。
これは、うっかり死んだらぬいぐるみにされた俺が、自称最強の女神の下僕(強制的)になって、世界を脅かしているらしい魔王を倒す(これも強制)物語である。なお、俺に拒否権は無い。
とりあえず女神さま、本気でぬいぐるみが魔王を倒せると思ってます?
※小説家になろう様にも投稿しております。
別の
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?