第一部 日ノ本を復興せよ

第一話 復興計画

日本国第96代内閣総理大臣に日塔 漣が就任後、まず取り掛かったのは復興計画であった。

放射能が低下した後の危険区域東北部をどうしていくかは勿論の事、

その間の日本をどうしていくかということも難題であった。


そして彼が悩みに悩んで国会に復興計画を提出した後、天皇陛下に呼び出された。



そこで彼と陛下の会話はこんな内容であったといわれている。 


「我が国が今求むるものはなんだ」

「東日本です」

「・・・そうか」

わずかな沈黙、、、、、、

「あと一週間だ、あと一週間以内に

「はい?」

「そのままの通りだよ、、、、、、八百万の神々に感謝しよう」

「はっ」

その時、日塔は全てを悟ったという。




数日後、日本の動きがおかしいと世界で話題になったのだが、ここでは省略する。



そして日塔と陛下の会談から5日後、突如として日本政府が国家非常事態宣言を布告


国外にいる日本人へ帰国を促し、国内にいる外国人には強制退去を命じ、新規入国を

拒否した。


これには国際連合からやめるよう強い勧告が出されるも政府はこれを拒絶、また

WW2後最小としていた軍備を拡大することを決定し在日米軍にも本国への帰還を

促した。


これにはアメリカ政府が強い拒否をするも二日後に行われた電話会談で事情を伝えられたため置き土産を残しすぐに帰還した。


そして運命の日、日本の領空、領海には国防軍の哨戒機や艦艇などが展開した。



「終わりの終わりか、始まりの始まりか」

この日塔のセリフはとても有名である。






12時00分 JST

現世界線は終わりを迎えた、、、


















「結局、復興計画は練り直しか」

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