プロローグ 概略 (歴史4)

スイス、ジュネーブで開かれた講和会議で決められた事は以下の通りである。



・相互不賠償(日本の場合自国からの提案であっため)


・戦勝国、敗戦国を区別せず戦争犯罪を裁く軍事裁判を開く。


・領土


ドイツは旧ドイツ帝国領を認めドイツ連邦共和国とす。


イタリアは本土のみを領土としイタリア共和国とす。


二重帝国は各地域を自治州とするドナウ連邦として旧二重帝国領を領土とす。


アフリカの植民地は全て独立させる。


東欧地域を独立させる。


                                 であった。



1947年 2月1日 ジュネーブ講和条約締結  即日批准









領土に関しては多くの議論があったが二重帝国を存続させ、バルカン地域の混乱を防ぐことで合意した。






同時にアフリカで独立戦争が起き混乱が起こったがそれよりも世界を混乱させることになったのはインドと中国で共産党勢力が国家を建設した事だった。








イギリスなどが混乱する中、日本政府は講和条約批准後、国防軍に出していた

特別命令を目的が達せられたとして解除し大幅な軍縮に取り組んだ。

そして満州、朝鮮への影響力の行使を取りやめ、アメリカとの日米安保条約や、

環太平洋条約機構(経済協定)を信じ、自らの軍に専守防衛政策を採るようにした。


この時から日本軍は量は無いが質がものすごく高いという評価をされるようになる。

(志願制を採るようになったことから)


だが中共が満州を武力で併合したことから後にこの政策は批判されるようになった。



そして、一定の政策が終了すると日本共和党は自ら議席を減らし10席程度になったが国会では鋭い答弁をする中立野党として支持を維持することになる。









冷戦構造に違いはあれど、日本国は史実リアルと同じような道を辿る。































やっと次から本編です。






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