大正娘と現代っ子、自衛隊の父。時代も確執も超えて、共に闘う姿が熱い。

時は大正時代、突如現れた「化け物」に母を亡くした奥義の使い手、楓。
同じくして現代、再び出現した「怪獣」に翻弄される街と自衛隊。
二つの世界がタイムスリップしてきた楓によって繋がり、熱いバトルが繰り広げられます。
主人公の現代っ子竜弥と、大正娘の楓の会話のギャップが微笑ましく、また、2人の友愛だけでなく、竜弥の家族愛が物語を盛り上げる役割を果たしているのも見どころ。
特に往年の怪獣映画が好きな方はたまらない作品でしょう。
竜弥と楓のその後、また怪獣の詳細な正体などを絡めて、もし次章があったらぜひ読み耽りたいなと思いました。

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