ギヴンランド・クルセイド　～転生聖王と聖騎士たちの聖地奪還聖戦記～

殉教した前世の記憶を持つシュレーン王国の貴族、ソマス・ウェ・ターリエは、聖地防衛のための十字軍に参加するも、防衛十字軍は味方の足並みが揃わずあえなく異教徒に敗北する。新たな十字軍の事実上の指揮官に就任したソマスは、新たな聖騎士団を結成し、最強だが信仰心の薄い女騎士イレーネや、過去に兄殺しの罪を犯したランクトといった危なっかしい仲間にヒヤヒヤさせられながら聖地奪還を目指す。