虐待アソートメント

日常的に怒鳴りまくるヒステリックでDVな母親と、仕事のためにほとんど家にいない父親を持つナツ（夏実）は、まわりからみれば「普通の家庭の子」だった。
そんなナツはある日、遊んでいて門限を過ぎてしまう。
帰宅後を想像すると帰る気になれず、一緒に遊んでいたミクとともに家出をすることを決意。
雪の降るなか、泊まる所さえなく商店街の暗闇で2泊3日した2人だったが、やはり家に帰る気にはなれず眠る場所を求めてさまようことに。
神様のように親切な人やチンピラ風情に命やカラダを狙われたりしながらも、奔放で残酷な自分の性格と葛藤しつつ、落ち着ける場所を探し求める物語…