“終わり”から始まる物語

文体が醸し出す疲れ切った落ち着き。
そして不思議な猫。
現実と非現実が織りなす実話的神話。

深い問答を繰り返し、読者もまた、文章を追うごとに考えさせられる。
自分は何を聞かれ、どう答えるのだろうかと。
読後、世界に新たな見方が生まれることでしょう。

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