独特な世界観と空気感

笠木さんの『未生之話』は少し暗い雰囲気を持った作品です。

読んでいて僕は白黒映画や、水墨画のようなアニメを見ているようだと思いました。

そして、ラスト前に白黒の世界に浮かび上がる朱と黄色が生命と世界を表しているようで、全体の暗い雰囲気を際立たせると共にどこか救いを与えている。

独特の世界観と空気感を持っているのは羨ましいです(●´ω`●)

もしこのレビューをご覧になられたのなら、短編なのですぐに読みおわりますから、ぜひ笠木さんワールドを堪能してください。