生きるということは、戦うということかもしれない

 「つつむ」というテーマで書かれたエッセーです。
 本作で筆者さんは自分自身の戦いの経験と、奪ってしまった命について考察しています。筆者さんの戦いは、おなじ経験をしたことのあるぼくにとっては「あー、そうそう」という共感を得るものでしたが、そのあとに感じる感情はいささか異なります。
 戦い、そののち命について考察する筆者。
 ぼくは果たして、命についてそこまで考えていただろうか? 彼らに対して畏敬の念をもっていただろうか?
 思わず自分を振り返ってしまいました。

 だがしかし、つぎに出会ったときには、絶対に容赦はしねえけどな!

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