舞台設定がまず面白い。それだけで引き込まれるほどの魅力があった。

チェシャ猫とアリス、童話をモチーフにした舞台設定にまず色を感じた。
物語全体の世界観、戦闘描写に至るまで童話チックで、タイトルの魅力を越えた世界があった。
また展開も単調ではなく起承転がはっきりしたものであり、読んでいてドキドキした。
文章も読みやすく、楽しく読み進めることができた。