概要
維新前夜、江都に満ちて溢れるは八百万の神々と西洋から流れつく数多の銃器
幕末の動乱が影を落とし、多くの民間宗教が渦巻く江戸の市中。参勤交代で江戸羽代藩邸にやってきた弘紀は、始めたばかりの茶の販路獲得や物資調達など、羽代藩の存続がかかる交渉のため江戸市中を走り回ることになる。
一方、修之輔も同僚の外田や山崎とともに、羽代の新たな軍整備に向けて武術や練兵の技術習得に奔走する。黒河藩のお使いで江戸に出てきた礼次郎との交流も束の間、市中を警邏する新徴組士、岩見清十郎との接触や、弘紀の母の過去を知るくろさぎの行動が羽代藩を窮地に追い込む。
*現在、全文はKindle版で公開しています。
・・・・・・内容盛りだくさんですが、みどころは桜餅です。あと馬とか江戸の植樹事情とか名物とかです。R15性表現(強め★/弱め☆)あり。
ビュワーは縦読み & 音声読み上げアプリの使
一方、修之輔も同僚の外田や山崎とともに、羽代の新たな軍整備に向けて武術や練兵の技術習得に奔走する。黒河藩のお使いで江戸に出てきた礼次郎との交流も束の間、市中を警邏する新徴組士、岩見清十郎との接触や、弘紀の母の過去を知るくろさぎの行動が羽代藩を窮地に追い込む。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!徹底的な時代考証で、幕末に生きた人間の息吹を生々しく感じられる!
旧態依然としてあった価値観が綻び始めていた幕末
葛西様の千鳥シリーズは、元々、黒川藩の道場で年少者の指導を務める美しき師範代修之輔と、他藩からやってきた弘紀が出会ったことから始まりました。
弘紀は修之輔と二人きりの時のみ、10代の若者らしい姿をみせますが、封建社会の身分差、弘紀の君主という立場から、ただ二人だけの愛に溺れるなんて事は許されません。
時に感情を殺し、自分達の責務を果たしながら、それでも二人には互いしかいないのだと感じられる逢瀬のシーンは官能的で、緻密な文章で綴られるエロスを十分に堪能できます。
そして個人的に、外田様をはじめとするおじ様達のすったもんだが好きです!
血生臭い…続きを読む