美しくて切ない世界

何時間ものあいだ、ギターを弾きながら歌い続ける彼女と、ベンチに座って耳を傾ける僕。
ふたりだけの美しい世界が綴られています。
幸せなメロディーが崩壊していく描写には苦しくなりました。
目には見えない音楽の話であるのにも関わらず、マフラーや水筒など小物をうまく登場させ、映像が目に浮かぶような作品でした。