第5話 空を嫌う人への応援コメント
頑張って来たのに報われなかったやるせない感じが、たまらんです。
独特の世界観もやっぱり素敵。
作者からの返信
横海イチカ 様
いつもお世話になっております。
見ていただき、ありがとうございました。
世界観や主人公の陰キャ度合いを描くことに心血を注いだ(もっとこだわるとこあっただろ)ので、素敵と言って貰えて幸いです。
第4話 レーグルへの応援コメント
同じ食事シーンでも、書く人によってこれだけ個性が出るんだなあ、と改めて勉強させていただきました。設定が凝っていて、ほんと毎度ため息が出ます。すごいなあ。
作者からの返信
横海 様
いつもお世話になっております。
返答が遅れました(´;ω;`)
世界観がアレすぎて食事シーンがすごく困難だったことを覚えています。世に飯テロ小説の多いのを、お腹が減りまくったこの深夜に考えています。ありがとうございました。
第3話 空神様への応援コメント
この表現が好きでした。
>怒りはあっという間に足場を奪われ、宙に浮いた虚しさに色を変えた
小説を書くたび、「この心の動きはどうやって描き出したらいいんだろう」と、思い悩みながら書くんですが、ニコラスさんの小説で出てくる感情表現は、他のどれとも違って、なんだかいいなあ(語彙力)と、いつも思います。
作者からの返信
横海 様
いつもお世話になっております。
心動きめっちゃ悩む侍ですので、良い表現が出来ていたようで本当にうれしい限りです! 感情の描写は難しい……むむむむむ……。
第2話 地下の地下の地下への応援コメント
猛暑の終わりに読むと、何度も言えない切なさを感じるお話でした。いつかやってくる未来を見せられているような、そんな感覚になります。
主人公の心の機微が、巧みに表現された文章に、思わず唸りました。
結びに残された言葉も、胸をうちます。
ゆっくりになりますが、続きも読ませていただきます!
作者からの返信
横海 様
いつもお世話になっております。
こころをきちんと描ける人間になりたい!!!(ドン!!!) な日々が続き、迫る台風の音のなかで返信を書かせていただいています。本当に心理描写が上手い作品には強い強い憧れがありますので、私も一生懸命精進していきます!!
丁寧に読んで、感想まで頂き、ありがとうございました!!
編集済
第10話 ハ四〇基界面に浮いてへの応援コメント
ニコラス様
坂本です。
当方、夏季休暇が終わってからと云うもの、筆をとることはおろか、ものを読むことさえなかなか叶わぬ目眩するような日々に忙殺されていたのですが、ようやく御作の拝読を再開できました。
しかし、時間を隔てたからでしょうか、今になって漸く気が付いたのですが、主人公を導くレーグルというベアトリーチェ的な少女のモティーフと、一方ではまた彼女も主人公の放つ光に導かれているというこの絶妙な均衡が、どうやら本作のドラマツルギーを押し進める力の根幹にあるようで、大変に巧みな構成だと感嘆しております。
それと、拙作にもお目通し頂けたようで恐縮です。
私のなけなしの知識の濫用(この酷いスノビズム!)は、見るに耐えぬ点も多々あったと存じます。私もニコラスさんの御作の誠実さに肖りたく思っております。
どうぞ、今後ともご交誼のほど、よろしくお願いいたします。
作者からの返信
坂本 様
いつもお世話になっております。見るに堪えぬ点を御作に感じたことは一切なく、ただ見るたびにその圧倒的な格に吹き飛ばされて数分気を失っているだけであります。
神曲の邦訳を読んだときに、ベアトリーチェが全然清楚な女の子してなくて笑ったことを思い出しました。ダンテもまた、高い自意識を作品に投影し、過去の偉人たちに囲まれている描写で自己肯定感をガン上げしているような人間なので、シルダリアほかの偉人の優れた有り様を疎んでいるアコウギとしては空の天国を地獄として落ちていく構図になりました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします!
編集済
第9話 天文と旅の準備への応援コメント
ニコラス様
坂本です。
二章に入り地上に出た瞬間に、私の想像の中の物語の世界も一気に開かれていくようで、言おうようもない爽快感があります。これは正に、ニコラスさんの表現力の賜物でありますね。
それにしても、重力制御とはやはり旧人類の技術力は凄まじいようです。クォークやレプトンの解明、重力制御、このようなワードの一つ一つの関係性に大変想像を掻き立てられます。
私も嘗て宇宙が大好きな子供だったので、今回のお話はなんだかとても心に迫るものがありました。。
作者からの返信
坂本 様
いつもお世話になっております。
もう一個の長編もそうですが、こう、主たる場面転換のシーンには打開という意味合いで景色や空気感がガツンと変わることを目指しておりまして(この地上の次の第三場面月天でめちゃくちゃ陰鬱な感じになっているのもそのため)、それが効果を得ていたのなら幸いです。
理系相手にクォークやレプトンの話をすると釈迦に説法すぎて震えが止まらないのですが、作中の空神様という神化のイメージと、不死化を目指した戦争の2040年代の世界観においては、ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウスーーテクノロジーとサピエンスの未来ーー』上下巻を参考にしております。
第7話 旧い空の落ちる日ー1への応援コメント
ニコラス様
坂本です。
この度は私の一方的な(殆どありがた迷惑な)コメントに、懇ろな返信をいただき、誠に恐縮です。
御作に仕掛けられた色々な設定に、以前工藤さんが仰っていた「精密機械」と云う印象を私も抱いております。
「冷え固まった水」と云う表現、初め読んだときは「おや?」と思いましたが、このような小さな違和感の持たせ方が非常に巧みで、まことに作劇の勉強になります。
そして、ダンテ流の地界の情景描写、やはりここにも理由があったのですね。ベアトリーチェといえば言語芸術最大のヒロインであり、永遠の愛の象徴ですが、このモティーフの荘厳さに劣らぬ凄みを御作からは感じております。
次回で第一部も最後ですね。
ご覧の通り、当方読むのが遅過ぎるダメ読者ですが、このよちよち歩きの遅読具合を、どうか温かく見守っていただけたら幸いです。
作者からの返信
坂本 様
いつもお世話になっております。
坂本さんのハイパーギガンティックウルトラ精密御作を拝読しながら返答をさせて頂いておりますが、ふふふこの作品全部書き直したい……。一章の終わりまでまたお付き合いいただきありがとうございました。冷え固まった水など気付いて頂きたいところに着目していただけていて、流石の洞察を幣作にたまわっていること、重ね重ね感謝申し上げます。
第6話 現人類と旧人類への応援コメント
ニコラス様
坂本です。
歴史家的手続きの科学的な側面が、SFの主題と見事にマッチしておりますので、何だかとても知的な高貴さがある御作です。
やはり一から丁寧に読み返すことにして正解でした。
作者からの返信
坂本 様
いつもお世話になっております。
私がとても理系ぢからがないので(勉強しろ)、社会学や史学的側面からこう、理知のrでも出ればよいと思って頑張りました。一から読み返すことにしてよかったと言って頂いて本当に感謝申し上げます。カタカナ語の排除や、冷え固まった水など、叙述のひっかけ(氷の伝統がないオルエイクハル人は、正しい語彙とは知っていても、氷と表現しない)などが出てきて私も見返しながら懐かしさを覚えました。
第4話 レーグルへの応援コメント
ニコラス様
坂本です。
蛍光薬もそうですが、本当に設定に無駄がないですね。
それとお腹の音のところ(後の食事のシーンもですが)、我々読者にとっては日常茶飯なありふれた光景を、主人公の目を通して新鮮に見せる、SF文学の醍醐味があって、とても好きです。
作者からの返信
坂本 様
いつもお世話になっております。
3話 ここはまさに嘆きの谷の深淵の縁といってよかった。 ダンテ引用ということを先にお話しておいて、4話です。
ボーイミーツガールかいてんのに3話まで陰キャ主人公がうじうじしてるだけで登場が遅いダルぉおおおんと思いましたが、一応現人類3名を出したうえで置きたかったので、こんな時間になりました。こんかいは私たちの人類の生活が珍しい側なので、異質で歴史的価値のあるほりだしものだ! みたいな印象が抱いて頂けるようにがんばりました。ありがとうございます。
第2話 地下の地下の地下への応援コメント
ニコラス様
坂本です。
「地底に落ち延びた影」
「学問的価値に目を滑らせながら」
etc.
ニコラスさんの盤石な文学的素養のうかがえる大変好い表現です。。
そして、このドラマツルギー。
主人公のシルダリアへ対する複雑な感情や、未だ消えぬ学問への憧憬、最後の暗示的なメモ書き。
小説世界が徐々に開けていく愉しさと不安。それらに後押しされる好奇心。
大変真摯で叮嚀な小説だ。。
作者からの返信
坂本 様
引き続き、お世話になっております。
文学的素養をとても褒めていただいたので、もう一つだけ引用をひけらかしますと、
人生の半ばで道を踏み外した俺は、気付いたときにはこんな暗室にいた。人々を正しく導く太陽のように照り輝く美しいシルダリアの笑顔は――
は、テーマにもしている、ダンテ『神曲』の冒頭
"Nel mezzo del cammin di nostra vita
mi ritrovai per una selva oscura,
ché la diritta via era smarrita.
「人生の歩みの半ばで
気づくと、私は暗い森の中をさまよっていた。
正しい道を見失ってしまったのだ。
から引っ張ってきました。ここから、レーグルがちょうどベアトリーチェ的な役割で、彼を天国(月)まで引っ張っていくお話がはじまります。
第1話 服状翼への応援コメント
ニコラス様
坂本です。
期間が開いてしまったので、今一度初めから拝読しています。
小道具としてのガジェット類の"分かっている男"のセンス。
旧人類を相手にした主人公の職業の神秘と、それに対比される閑職の感じ。
就中、無聊をかこつ仕事中の主人公の独白が醸す、「何かが始まる予感」。
本当に見事な冒頭です。
※煩いくらいに細かくコメントしていくことになると思うので、いちいち御返事に煩わされぬよう、どうぞよろしくお願いいたします。
作者からの返信
坂本 様
いつもありがとうございます。
このたびは一から読み直してくださるとのことで、畏れ多さと嬉しさが合わさっています。お返事では裏話でも出来たらとおもい、言葉を続けさせていただきます。
古典に描かれた地獄の底のような景色。
いま、世界が終わるとしたら、きっとここからだ。
このところで、ダンテの神曲地獄編的3段分けなことと、将来的なこの敬空領への隕石の落下の前振りを置いています。長い物語の始まりということもあって、翼を拡げる描写をこの作品全体のイメージと通じるようにリフレインとしてはめています。アコウギの開翼も3回あって、最初のこの開翼は、物語の始まりを知らせることがメインですね。
第28話 空を嫌う人たちへの応援コメント
素晴らしい物語を読ませていただき、本当にありがとうございました。
初めはタイトルやレビューに惹かれて読み始めましたが、実はSF小説は、前提知識が必要な場合があり、苦手意識がありました。
しかし、本作を読ませていただき、精緻に作り込まれた世界観や其処に生きている人間の葛藤、心理描写に度肝を抜かれました。
物語の根幹が詳らかになって行く様は、思わず息を詰める程でした。笑
レーグルの怒りの描写も印象的です。
改めまして、楽しい時間をありがとうございました。今後の執筆活動も応援しております。
作者からの返信
MK 様
この度は最後まで見ていただき、本当にありがとうございました。
当作品、カロリーしかないお話を良くぞ読み切っていただきましたと敬意と畏れ多い気持ちいっぱいです。ハードSFというよりは、SF―の知識がないために―をベースにして人間ドラマを描いた形になった本作ですが、少しでもこころに届くような熱を感じていただけたなら幸いです。
改めて、読んで頂き、頂いて本当にありがとうございました。
第20話 アポカリプス・イブー2への応援コメント
シルダリアさん、格好良いですね。
アコウギくんも魅力的です。
そして、鮮やかに満開な桜。唖然とする彼等の姿が目に浮かぶようでした。
作者からの返信
MK 様
真相シーンで絵面的によい場所を取りたかったのでこうなりました。
桜はテンプレート的要素過ぎてどうするか悩んだのですが、まぁ600年後なんでええやろというノリです。次作があればもっと凝った考え方をします。
第16話 第三次大戦の落とし子たちへの応援コメント
いつも楽しく拝読させていただいております。
この展開はSFの醍醐味ですね!
物語が展開されていく様に、わくわくします。
作者からの返信
MK 様
繰り返し、最後まで見ていただき、本当にありがとうございました。
ここは、終盤のネタバラシまで物語を牽引する要素が一切ないにゃん中弛みしまくりにゃんとなるのを避けるために持ち込んだ一つの「目を引く」場面となります。現実の世相的な意味合いで軽々しく口には出せなくなりましたが、第三次大戦は未来SFの物語上はたいへん魅力的な要素なので、利用させていただきました。
第8話 旧い空の落ちる日ー2への応援コメント
こんばんは、続きを拝読致しました。
いや、すごいですね!
この作り込まれた精緻な世界観、もう絶句です。
読み進める楽しみが増えて嬉しいです。応援しております!
作者からの返信
MK 様
この度は大変お世話になりました。
最後まで見ていただけて感激しております。
世界観だけで食っているようなお話が、ちゃんとその点劣後していなくて良かったです。
第2話 地下の地下の地下への応援コメント
この余韻…なんと言ったら良いのか分かりませんが、とにかく魅力的です。拝読させていただいている時間が楽しいです。
作者からの返信
mk* 様
つづけてコメントを頂き、ありがとうございます。
文が詰まってて申し訳ないッ! 情報量質量爆弾みたいなお話になってしまったので、無理なされないでください。楽しんでいただけているのなら本当に、本当に幸福でございます!! 大感謝!!
第1話 服状翼への応援コメント
はじめまして、こんばんは。
本を読んでいるかのような本格SFですね!
作り込まれた世界観と描写が見事です。
学ばせていただきます。
作者からの返信
mk* 様
はじめまして! 読んで頂き、コメントまで!! ありがとうございます!!
ニコラスAは普通に引っ越しの準備ほか諸々のためお返事が遅くなってしまいました。申し訳ございません。本格といっていただけるだけの代物かどうかはわかりませんが、頑張って作りはしましたので、よろしくお願いいたします。ところで、mk*様は現代ドラマを主流で書かれていらっしゃるのですね。私はフィクション性の高い物語構造に頼りすぎる傾向があるので、そういった現代ドラマで読ませるお話を書かれている方は尊敬です。尊
第7話 旧い空の落ちる日ー1への応援コメント
アコウギ、憎めないなぁ
作者からの返信
赤井 様
返信があまりに遅れてしまい申し訳ありませんでした。
この度は、みていただいただけでなく、優しい感想までいただき、本当にありがとうございました。
第12話 州立展示場への応援コメント
亀のような速度でしか読めず、申し訳ないのですが、現時点での感想を。
やはり、緻密な設定に目が引きますね。今回の話にもあったように、美術のような細かい概念にも、設定とこの世界なりの理屈が用意されていて非常に興味深いです。空神様が創った絵画が現人類にも評価されていて、小さくて見にくいから現人類向けに引き伸ばされたものが作られているなんて。そんな細かい所も作り込むのだな、とひたすらに感心しました。さすがです。こういう細かいところに拘っている作品、僕好きなんですよ。こだわりが重箱の中の料理のように鮮やかに詰まっていて、重厚なんだけど考えられた配置と盛り付けで、ずっと見ていられるというか。やはり、設定の作り込みの深さと、それを活かす能力は天才的ですね……。素晴らしい。
レーグルとアコウギの二人も、少しずつ信頼関係が出来てきていて、非常に良きです。アコウギは、空神様と明らかに違う存在だし、翼も持っているしで我々空神様視点では、明らかに人外なのですが、悩みが人並みだからこそ憎めないし、随所に散りばめられた皮肉がきいてくるのですよね。キャラクターの造形も見事で、この人間らしすぎない人間らしさがとてもいいバランスを生んでいますよね。
レーグルとアコウギは凸凹すぎるコンビですが、だからこそ違いが際立つというか、お互いの良さや文化の違いがはっきりとわかるというか。その設定や視点のずらし方にもセンスしかないんですよね……。なんだこの作品すごすぎる。
それら素晴らしい設定の下支えになっているのが、やはり精緻極まる文章力ですよね。情景描写なんて、これだけオリジナリティ溢れる作風なのに、描写が映画を見ているような感じでくっきり鮮やかに浮かびます。ちょっと退廃したイメージの世界ですが、こんなにも色濃く浮かぶのか……とひたすらに唸ります。マジで、この描写力と語彙の豊富さは見習いたいです……。
あまりいい感想ではないかもですが、書かせていただきました。これはとても続きが気になります……。ゆっくりですが、これからも読ませていただきますね!
作者からの返信
濱風ざくろ 様
もう言葉にできないほどありがたいコメントをまた頂けるとは思いませんでした。アコウギたちのことをしっかり見て下さっただけでなく、本当に高い洞察力で物語を読んで頂けること、このことより幸せなことなどありましょうか。センスだったり、描写、文章力だったり、凄まじいばかりに作者を喜ばせる言葉を頂き、ニヤニヤを通り越して元から変な顔がさらに変になってしまいました。
このお話は読了3年くらいかかっても文句言えないくらい「詰め込んで」しまう結果になってしまったので、濱風様が無理のない程度にみていただければ幸い――と負担を考えてよそよそしく振る舞うにはとんでもなく多大な感想を貰ってしまったからいいます。最後まで見ても後悔はさせないお話になっています。どうか、これからもよろしくお願いします。(コメントは無理なさらなくて大丈夫です!)
第28話 空を嫌う人たちへの応援コメント
ラストが怒涛の展開でしたね。次々と驚かされながら、どんどん読み進めてしまいました。ヘダーソンが亡くなったときはショックでしたし、シルダリアのアコウギへの最期のメッセージにはウルッときました。
アコウギが1人取り残された形にならなくて良かったです。2人はブラックホールに入って、冒頭に戻るのでしょうか。ワクワクしてしまう終わり方でした。
作者様はアコウギを「ウジウジ」と表現なさることがおありですが、彼のように繊細で気難しく、それでいて心優しく生真面目な主人公はとても魅力的です。個人的に凄く好きです。
このような熱量の篭った作品を生み出すのは、楽しくも大変なことだったでしょう。書いてくださってありがとうございました。
作者からの返信
釣舟草 様
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございます。
アコウギの性格について肯定して下さり、嬉しいです。遠未来SFながらガジェットやギミックよりもこう心に触れられるような人間ドラマが映える物語にしたかったので、そうできていれば幸いです。
このお話は私が持病で休職を喰らった一年くらいの入院中に書きまして、点滴に繋がれて病室の窓を眺めながら完成しました。たくさんの想いを込めたお話でしたので、最後までみていただき、たいへんありがとうございました。
釣舟草様の次回作も楽しみに待っております。
第5話 空を嫌う人への応援コメント
最後の言葉、なんだろうアコウギさんどう思ったのかなぁ。
作者からの返信
空のひまわり 様
はじめに、大いなる感謝を。
読んでくださるだけでなくコメントまで、作者冥利に尽きます。
これに関しては複雑な心境が入り混じっていますが、あんまりマイナス過ぎる方面ではない感じでイメージしてます。
第4話 レーグルへの応援コメント
いやぁ、このような設定が練りこまれた作品を私は書くことができない。創造力と想像力。言葉に尽くせない。語彙力と知識と教養と。
作者からの返信
空のひまわり 様
続けてコメントを下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
こう、私なりに頑張って一生懸命書いたものが良いと言っていただけると、嬉しすぎてたいへんニヤついてしまっています。ひまわり様の抽象的な表現でこころを描き出す作風も私は好きなので、また見に行かせていただきます。
第3話 空神様への応援コメント
自殺をしたいと思うもののできなかった。それは彼にとって良かったのだろうかはわからない。でも生きるってそういうことだ。
作者からの返信
空のひまわり 様
コメントをありがとうございます。
そうですね、生と死の問題に関しては難しいところしかございませんが、彼には地を這って生きてその意味を探してほしいですね。
第20話 アポカリプス・イブー2への応援コメント
何というか、本当に美しいSFですね。
情景もそうだし、アコウギの繊細な感情も、シルダリアの気持ちも、ヘダーソンとの絆も、レーグルとの会話も。
そして、設定も熱いです。アコウギたちが、元を正せば過去の戦争で作られた兵器だったとは……!
アコウギは少し前向きになったようですね。応援したくなっちゃいます。
作者からの返信
釣舟草 様
このウェブ界隈にしてはとても難読なサムシングを良く2章もまとめて読んでくださったとビビり散らしております。
故あって情景描写にはこだわったつもりなので、綺麗な景色を目に映していただけたのならとても嬉しいです。当作品はメンタル弱者のウジウジ主人公が頑張るZOIとやる気になるまでのお話なので、もし最後まで付き合って頂けたら作者冥利に尽きます。
第1話 服状翼への応援コメント
面白い。冒頭から引き込まれてしまった。
作者からの返信
空のひまわり 様
読んで頂いただけでなくたいへん嬉しいコメントまで大変ありがとうございます。
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
第4話 レーグルへの応援コメント
四話まで読みました。
拙いですが、感想を書かせていただきます。
私は正直、SFや科学に疎いので理解できるのだろうかと不安を抱えていましたが、とても色彩鮮やかに世界に入り込むことができて、気づいたら熟読している自分がいました。
驚かされたのが、圧倒的な情景描写。地面の砂の一粒までも見えてきそうなほどの緻密な描写によって描き出された世界は、幻想であるはずなのに圧倒的なリアリティがあり、地界の中に自分も立っているのではないかと錯覚するほどでした。まるで、優れた映像作品を見ているかのよう。淡々と、それでいて鮮やかに、カメラが一定の距離感で彼らの世界を穏やかに切り取っている。そうかと思うと、すっとカメラワークが動き、地界の現人類たちや空神様の少女が躍動感を持って息づいた様相を見せる。
素晴らしいの一言。描写だけで、ここまで圧倒されたのは久しぶりです。
作者様の深い教養を感じさせられました。
この表現力を支えるのは、深すぎる設定とキャラクターの独特な造形でしょう。ほぼゼロから作り上げられ、現存する事象(言語や文学作品、単位、物品など)に対してさえ世界観独自の解釈をも与えているほどの緻密極まっている。これが相乗効果をおよぼし、さらなる豊かな表現へと繋がっている。
なんというか、考察を楽しむ人がいそうだなと思います。設定とかを読み解くのが好きな人には垂涎ものでしょう。僕は久しぶりでしたね、これほど作り込まれた世界を見たのは。
まるで、絨毯をつくる職人を見ているような気分がしました。これほどまで文章を優しく、そして精密なほど精密に編み込む人、僕の知り合いのアマチュア作家では心当たりがありません。いい出会いをしたな、と思います。
また、内容について。
楽しい。シンプルに、楽しい。はじめて遊園地に出かけた子供のように、新たな世界を見た気分でワクワクしました。発光する薬、飲んでみたいな……! 現人類ってでかいんだ……! など、素朴すぎる感動や感想を抱いてしまいましたね。アコウギやレーグルに会ってみたい。というか、レーグルがビビるのも無理ないですよね……(笑) 目を覚ましたときに6メートルある巨人がいたら、私ならしょんべんチビリますもの。
それにしても面白いなと思ったのが、現人類が旧人類を「空神様」と呼んで、神様扱いしながら、一方で蔑んでいるところですかね。
何かしらの災害で、地上から去らざるをえなかった旧人類を、現人類が空神様とたたえるのは、科学技術を与えたこと以上の意味があるのでしょうか? それとも皮肉? 気になるなあ。
長文すいませんでした。
昔からいいものに出会うと、つらつら感想を書く癖があるので。拙文で恐縮ではあるのですが……。
緻密な設定についていけるかはわかりませんが、続きもゆっくりと読んでいきます!
では、失礼します!
作者からの返信
濱風ざくろ 様
読んで頂いた上にコメントまでありがとうございます……って、え!???? とんでもない量の文章を貰ってしまい震えあがっています。書いていただいた言葉が嬉しくて嬉しくて、何度も読み返してしまいます!! さらに評価まで!! な? 私何かしました!???
当作品はその気がなくてもカロリーを食うし疲れるので決してこれ以上見て欲しいとは申しません。濱風様は多読家でいらっしゃるようなので、他の方の素晴らしい作品群を見て回られてください。ここまで見ていただいて本当にありがとうございました。繰り返し、感謝申し上げます。
私は私でサスペンスが鬼のように重なった貴著をゆっくりながら追わせていただくつもりです。その点、これからもよろしくお願いいたします。
第16話 第三次大戦の落とし子たちへの応援コメント
キタキタキター!!
SF書く人なら絶対起こしたい第三次世界大戦! これをどういう物に位置づけるか楽しみだったんですが……アコウギ達の起源だったとは。
作者からの返信
天秤 様
読んで頂いた上に、コメントまでありがとうございます。
「何が始まるんです?」
「第三次世界大戦だ」
そうですね、SF的ロマンの化身である第三次世界大戦は、本作でも重要な位置を占めています。本当は武器ガジェットガン積みバトルもいいと思ったのですが、バトルメインのお話ではないので諦めました……。
第8話 旧い空の落ちる日ー2への応援コメント
12月25日にこの話を読めたことに運命を感じました!
ジョージ・オーウェル、レイ・ブラッドベリを彷彿とさせる作風だなと感じました。加えて、前回の「カルミナ・ブラーナ」もそうですが、「The first noel」を持ってくるあたり、知識層あるいはキリスト教の権威と支配というものが裏にあるテーマの1つなのかなと、漠然とした感想を持ちました。
作者からの返信
天秤 様
またコメント頂けて、感謝申し上げるばかりです……。
クリスマスはどうしてもいいですよね。
ある程度堅固な世界観で重く書こうとはしていますが、やばやば偉大な作家の方々の名前を出されてしまって震えあがるしかありません。テーマに関してはの、後々出てくる予定です(微振動)
あらためて、この消費カロリーの高いお話をここまで見ていただいて、ありがとうございました。
第5話 空を嫌う人への応援コメント
ここまで読んだんですけど、なかなか不思議な世界観ですね(すいません、感想がまとまってなくて)。
途中出てきたのはラテン語ですか? (訊くのは野暮かもですが)
作者からの返信
天秤 様
読んで頂いた上に、コメントまでありがとうございます……。
こう、SF作品としてそこそここだわった世界観を作ったつもりです。ラテン語は好き、というか大学時代の専攻にちょっと関係があったので用いました。
繰り返しになりますが、ありがとうございます。
第5話 空を嫌う人への応援コメント
アコウギは本当は空が好きだったんですね。憧れて追いかけたけど、失い続けて、結局届かなかった。だから反動で『嫌い』と思っているんですね。
空虚さを抱えながらも、毎日ひたむきにに生きてきた。そんな切実さを理解してくれたレーグルに、アコウギが少しでも救われているといいなと思いました。
作者からの返信
釣舟草 様
読んで頂いただけでなく、コメントまで丁寧にありがとうごさいます。
アコウギに関しては、こう、中途半端で終わって落ちぶれているやるせない感じが質感として文章に出ればいいなと思って書きました。そうなっていれば幸いです。
第28話 空を嫌う人たちへの応援コメント
素晴らしい作品をありがとうございましたッ!
こんな上質あるSFを無料で読めるなんて、本当に嬉しいです……この余韻の残る終わり方がまた……流石でございます。
せっかくですので、もう一度読まなきゃ! 終わりは始まり。旅路の全てを、遡りたいと思いますッ!
ここまでの執筆、お疲れ様でした! もう一度、素敵な作品を見せていただき、ありがとうございましたッ!
(*☻-☻*)
作者からの返信
沖田様
コメントをありがとうございます。
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
紙の公募に出したときは梗概で「数億年の旅の果て、ブラックホールの先の並行宇宙の地球に降り立つ」と書き切りましたが、ウェブだと分かりやすく出来なくて第一話冒頭の数行へ無理な誘導を叩きこむしかありませんでした。
完成度には気を付けて作ったつもりですが、こう、やっぱり一作でも完結させるのは難しかったです。私としてはこれが10万超の長編完結の2作目(1作目は公開してない)になるのですが、多作家でかつ読書家でいらっしゃる沖田様にはとてもかないません。
改めて、ありがとうございました。これからの沖田様の活躍、そして執筆中のホラーも、応援しております!!
第28話 空を嫌う人たちへの応援コメント
ブラックホールに向かい物語は終着から始点へと。
SFロードムービーの映画ですこれは。
皆の旅を最後まで見届けられて嬉しいです。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
亜未田様
コメントをありがとうございます。
本当に長い間お付き合いいただきありがとうございました
物語をしっかりと帰着させることができて、嬉しく思います。
第六章から最終章までは割と類例のないような攻めた展開の書き方をしてみましたが、結局はテンプレートに近い方向に流れたなというのが今回の反省点です。
次はもっと面白いお話を書いてやる!!
重ね重ね、ありがとうございました!!
第25話 終末ー1 俺を撃ち落とせへの応援コメント
えっ……? えっ……? う、嘘、ですよね……?
これ、死んでるの、そんな、まさか……へ、へ……ッ!?
作者からの返信
沖田様
コメントありがとうございます。
えへへ、やつはいいやろうだったぜ。
第23話 終末ー3 白染めの友情と黒塗りの絆への応援コメント
引きが上手いなぁ……
続きが待ちきれない……
作者からの返信
亜未田様
いつもいつもコメントありがとうございます……感謝です……。
24話は短いので、今日の朝と夜に24話、25話を投稿する予定になっています。
全28話。10月中には終わりますので、是非最後までお付き合い頂けたらと思います。
第21話 終末―5 ADVENT KAHOへの応援コメント
思わず息を飲みました。
最高です。
すごくすっきりしました。
作者からの返信
亜未田様
コメントありがとうございます。
この21話から最終28話まで、ノンストップで激烈なシーンを詰め込みまくっているつもりなので、どうか最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
重ねて、これまでも本当にありがとうございます。
第19話 アポカリプス・イブー1への応援コメント
違っげーよアコウギ君ッ! シルダリアが求めてんのはそーゆーのじゃねーんだよッ! 幸せにする自信がないとかじゃなくて、一緒にいるのが幸せってやつなんだよッ! ゴチャゴチャ考えてないで押し倒されてれば良かったんだよ、ああもぉぉぉッ!!!
(゚Д゚) アトサイゴニキキズテナラナイコトイッテナカッタ…?
作者からの返信
沖田様
コメントありがとうございます。
そうなんっすよ、このクソ陰キャヘタレの一番悪いところはそこなんっすよホントもう分かってくださってありがとうございます!!!!!!!
第18話 世界の全ての偽りの祭ー2への応援コメント
どうしてこうもセンス爆発してるんですかね。
尊敬通り越して嫉妬してしまいそうです。
これは良質なとてもSFです。
作者からの返信
亜未田様
コメントありがとうございます。
私は作るのが遅いので、質まで良くなかったらちょっと立つ瀬がないなと思って頑張りました。この物語において、私のご覧いただきたいところはここからなので、引き続きお付き合い頂けましたら幸いです。
第17話 世界の全ての偽りの祭ー1への応援コメント
いいなぁ、ヘンダーソンのこの馴染み感……やっぱ付き合いが長いって、良いですよねぇ……
_( _*´ ꒳ `*)_
作者からの返信
沖田様
コメントありがとうございます。
こう、付き合いの長い男同士関係っていいですよね、と思って書きました。良さが出ていたようでなによりです!!
第16話 第三次大戦の落とし子たちへの応援コメント
まさかのアコウギ達は生物兵器だった……? しかも大災害なんかはなく、人間の意図した戦争で……?
世界の秘密が、徐々に明らかになっていく……
(˙ ૄ˙ )
作者からの返信
沖田様
コメントありがとうございます。
ハヤカワSFの一次選考に受かったあとの編集部からのコメントで、序盤から中盤までは読ませる力がない(意訳)とバッサリ言われてしまったので、言葉を返すと、ここからはだいぶ面白くなってくる予定です。(次回作は序盤の序盤から面白いお話を書きます……本当です……) あと5万字くらいなので、ここからのほぼノンストップの激動を楽しんでいただければ幸いです。
第14話 宴会とメシエマラソンへの応援コメント
アコウギの劣等感というか自己肯定感の低さは、なかなか根深いですな。
しかしレーグルちゃん、茨城になんの恨みがッ!?(笑)
あとやっぱ、ヘンダーソンがめっちゃ良いキャラしてますなぁ
_( _*´ ꒳ `*)_
作者からの返信
沖田様
コメントありがとうございます。
このお話は主人公が劣等感を払しょくしてどうにかこうにか前向きになるストーリーとして描いておりますので、前向きに、ちゃんと主人公らしく頼れる男になってくれるかなぁといったところです。メインがいまのところ四人しかいないので、魅力的なキャラクターであってくれると嬉しいですね。
第11話 龍属種への応援コメント
シルダリアさんすげーッ!
一人で龍属種何匹やってんたこの方……そして仕方ないよヘンダーソン! 世の中、上には上がいるもんだからねッ!
作者からの返信
沖田様
コメントをありがとうございます。
基本的にヤバめにやつに惚れられる展開が好きなのと、ヘンダーソンは完全に癒し枠です……。
第8話 旧い空の落ちる日ー2への応援コメント
おおおっ! 冒険とは、遂に本物の空を飛ぶのですねッ!?
これは続きがどうなるのか……気になるなぁ
_(⌒(_ΦωΦ)_
作者からの返信
沖田様
見て下さってありがとうございます。
三章からはいよいよ旅になって、四章から面白くなります(遅い)。
付き合って下さったら幸いです。
第7話 旧い空の落ちる日ー1への応援コメント
嫌われていると思ってしまうと、本当に嫌われてしまうのですかね……それが実際どっちからなのか、は解りませんが。
兎にも角にも、アコウギがもう一歩、踏み出せると良いなぁ……
作者からの返信
沖田 様
ありがとうございます。不器用な子なので……。きっと成長してくれることでしょうええ(完結済)
第5話 空を嫌う人への応援コメント
「あなたは、こんなに誰かを想ってきたんでしょう」
これはアコウギさんに刺さる一言やでぇ……
作者からの返信
沖田 様
ありがとうございます。
この台詞はちょっとしっかり考えて出したので、注目していただけて本当に幸いです。
第4話 レーグルへの応援コメント
もそもそ食べるより、ガブっと勢いよく食べてくれる女の子……良いですよねッ!
♪( 'ω' و(و"
作者からの返信
沖田 様
ありがとうございます。
私もこういうノリの子が好きなので出しました!!
第8話 旧い空の落ちる日ー2への応援コメント
アコウギさんがいよいよ空に飛び立つ日がやってきたのですね!
しかし世界観がやはりすごい。読む側も消費カロリーはんぱないです笑 ちゃんと理解しようとすると、私の頭では何周かしないといけない…
作者からの返信
春日あざみ 様
いつもお世話になっております。
たいへんな情報量爆弾をここまでみていただき、ありがとうございます。書いていたころは私もこんなことになるとは思ってなかったんですが、見返すと、な、なんだこのルビの多さは!????? となっております。アコウギには脱陰キャして是非前向きに生きて欲しい(お前が書いてるんだろ)。いつも応援頂き、本当にありがとうございます。