よく練られたストーリーに、読みやすい文章。ただ怖いだけの作品とは一線を画す結末。対になっているもう一つの作品「まっくろな想い」も読まれると、より一層作者の世界観に引き込まれます。
オレンジのアライグマと申します。宜しくお願いします。〔諸事情により活動中を休止ておりました。突然更新が途絶えて申し訳ありません。〕SFと児童文学(特に昭和後期…
とある兄妹のお話ですが、無邪気な妹さんと父・母の期待を一心に背負う兄の物語です。純粋な妹さんが最後には……。とてもびっくりしました。また兄の方はなんとなく伏線は張ってありますが、そういった状況だ…続きを読む
抑圧的な両親にひたすら勉学に追い立てられ、心を病んだ主人公。彼をひとすら慕う妹、「ましろ」。その存在は救いであるとともに、時に、わずかに重荷にも――そんな複雑な心を背景に、兄妹の通学路が語られます。…続きを読む
妹のましろは可愛いけれどとってもうざい。その愛情は強烈で、違う世界でも変わらなすぎる。この作品は「まっくらな想い」と連作になっており、私は「まっくら~」から読むことをお勧めします。狂気ともいえる純…続きを読む
仲の良い兄妹と厳格な両親。どこにでもありそうな家族間の小さな過ちは、やがて取り返しのつかない大きな破滅を一家にもたらす事となった。一体全体、この家庭に何が起こったというのか?面白いのは悲劇を読…続きを読む
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