「一生迷惑かけるよ? ……それでもいいの?」
春、めでたく自宅から徒歩圏内の高校に入学した沢城蓮だったが、唯一の悩みはその通学路にあった。
自宅からは近く高校からは遠い一本の坂道。その距離約50メートルほど、毎日ここを通るのは流石に億劫だと感じながら帰宅していた、とある日の放課後の出来事だった。坂の入り口で転倒した車椅子に乗った少女、三枝小鳥と出逢い、意外にも苦痛だった徒歩通学生活は一変する。
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「一生迷惑かけるよ? ……それでもいいの?」
春、めでたく自宅から徒歩圏内の高校に入学した沢城蓮だったが、唯一の悩みはその通学路にあった。
自宅からは近く高校からは遠い一本の坂道。その距離約50メートルほど、毎日ここを通るのは流石に億劫だと感じながら帰宅していた、とある日の放課後の出来事だった。坂の入り口で転倒した車椅子に乗った少女、三枝小鳥と出逢い、意外にも苦痛だった徒歩通学生活は一変する。