【旧作書籍化×リメイク版】あの夏の日から、あなたをずっと待っている。
口を開けば冗談。
放課後になれば即帰宅。
飲み物はいつもトマトジュース。
仙台の高校2年生・榊木彗は自由奔放の変わり者の帰宅部員として有名だった。しかし、そんな変人極まる彼以上に有名な問題児が学年に1人いた。
日羽アリナ
漆黒のロングヘアに凛とした美しい顔の彼女は、強烈な毒舌が原因で孤独だった。
榊木彗は彼女の毒舌と態度を更生することになってしまい、帰宅部員なのに家に帰らず、放課後は彼女と過ごすハメに。
冗談と毒舌がぶつかり合う放課後が続く中、榊木彗は日羽アリナの秘密を知っていき、2人の生活は急展開してゆく――。
これはわたしの物語。
そして、わたしが死ぬまでの物語。
※本作は「毒舌少女のために帰宅部辞めました」の全エピソードを大幅に加筆・修正した作品となります。誤字脱字・蛇足要素・矛盾点を修正し、不十分だった話を大量追加、読みやすい作風に仕上げました。詳細は近況ノートをご覧ください。