愛の、トリケラ

本作のタイトル通り、ある日、トリケラです。

この作品の中盤からずっと、泣く一歩手前の状態で読まされ続けました。そして最後、それでも泣かなかった。
それは、主人公の優斗の『愛』が溢れていたから。
これは愛の物語です。純白を通り過ぎてもはや透明な愛。だから見えるのは愛の向こう側なのかも知れません。

ハッピーエンドでもバッドエンドでもありません。
でも代わりになる言葉が存在しません。
だから私はこの作品の終わり方に言葉を付けました。

『パーフェクトエンド』

そうこれが、究極の愛。

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