友情と恋の行く先は――?

 主人公の女子高生には、好きな人がいた。眼鏡をかけて、文庫本を読む姿を登下校時に見る。ただそれだけで良かった。好きな人と一緒にいるところを妄想して悦に入り、食堂で弁当をもって待ち伏せ。告白はしなかった。
 しかしある時、親友と彼が一緒にいるところを見てしまう。しかも聞こえてきた会話は、明らかに恋愛絡みで……。
 主人公は親友の裏切りと、彼を取られたくないという想いから、彼に告白することを決意する。そしてついに屋上で、彼に声をかけるのだが……。
 
 親友と彼との会話の全容がラストで明かされ、全てがひっくり返ります。
 心情表現が豊かで、読みやすく、あっという間に拝読しました。

 是非、御一読下さい。