飛鳥時代のある一幕が、鮮やかに書かれています。秋にぴったりの美しい物語だと思いました。「あとがき」もとても丁寧で、本編への理解を深めてくれます。
読みたい時に読みたいものを読み、書きたい時に書きたいものを書く。 のんびりモードで、カク&ヨムを楽しんでいます。 歴史もの、恋愛もの、現代ドラマ、そして色ん…
秋めき、紅葉美しい山にて。男の前には、従者の広い背があった。そしてその先には、赤い斑の……彦人皇子という、天皇の御子。そして彼の舎人であった赤檮という青年。二人の男が紡ぐ、ただ一瞬の物語。…続きを読む
押坂彦人大兄皇子と聞いて誰の事か分かる方は少ないかと思いますが、今日の皇室はこの皇子の子孫にあたります。 そんな皇子ですが、日本書紀では大した記述が無く、「大兄」であり「太子(ひつぎのみこ)」で…続きを読む
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