料理や掃除や裁縫のスキルって、ホントはこう使うのが正解なのかもしれない

 大して役に立たないから……と、パーティーからクビを言い渡されたヒロイン、ねこみみメイド服の少女・カレンさんは、その勧告に反抗もせず従った。
 またクビか……と思いながら。

 パーティーを組もうとしては断られ、パーティーに入れば、不遇の後衛扱いが常だった、ヒロインのカレンさん。
 だが、そんな待遇に不満も漏らさず、自分に与えられたスキルを上手に使い、ついに始めたのが、『ねこみみメイド喫茶・アニスミア』だった。
 しかし、オープン当日。とんでもない災厄が降りかかる……。

 さぁ、カレンさんは、自分の店を護れるのか……?

 これまでにカレンさんを断ったパーティ達は理解していない。
 ねこみみメイド・カレンさんの持つ職業『メイドさん』が、とても、とっても、とぉ〜っても有能である、ということに……。
 スキルは、こう使うべきなのかも?

 あ、設定と言えるかもしれない、あらすじから読んだほうが楽しいと思う……な?