概要
斬新な結末の白鳥の湖 舞踊を辞められないバレリーナの話
雪瀬明子はもうすでにピークをすぎたプリマバレリーナそれでも引退をせずに舞台に立ち続ける。秋公演の「白鳥の湖」で不思議な体験をする。自分が舞台上で若返っていくのだ、動かなかった足が嘘のように激しくパ(ステップ)を踏んでいく。その力はロットバルトに見守られて発揮していく。そのまなざしは暖かく身を包んでくれる。ロットバルトを演じているのは誰なのか明子にはわからない。そして舞台の演出も変わっていく本当に舞台で生きているかのようにどこに向かっていくのかわからない。でも恐怖はなく日常を楽しんでいくように進む。心地よい。
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