概要
自分を見失った、そこのあなたへ
二十歳をむかえた大学生、渋谷颯斗はお酒に依存し投げやりな生活を送っていた。ある日、渋谷が駅のホームで点字ブロックの上に立っていたために一人の盲目の男性が線路に落下してしまうという事故が起きる。同じ場所にいた受験生の佐伯京が、冷静な判断を求めたが渋谷は忠告を聞かずに線路へ飛び込んでしまう。電車の光が渋谷の視界を包んだ瞬間、二人は入れ替わってしまった。正反対の二人の、自分を探す物語。
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